ハワイでリノベーション編VOL.19
アロハ!
このブログを読んでくださっている方はハワイに不動産をお持ちの方が多いと思います。
実は、私の知人がホノルルでコンドミニアムを購入することを以前から検討していたのですが、この度現実に購入することになりそうなんです。まだ正式な契約が未だなので、契約を済ませるまでは売主も買い手も契約を破棄できますから、購入することになりそうという表現になります。場所はアラモアナショッピングセンターから近く、物件としては築50年というビルディングですが、建物自体はしっかりとしているし、メンテナンスも行き届いているとても良いコンドミニアムです。
同じコンドの中で何戸かの物件が売りに出ています。いろいろ見ていると、興味深いことがわかってきます。低層階よりも高層階の方が売り出し価格は高くなります。やはり眺望、日当たり、外からの音などの要因が微妙に絡んでくるからです。そして、決定的に価格に反映されるのが、お部屋全体が最近リノベーションされているかどうかです。特にキッチンとバスルームは如実に価格に反映されるようです。近年ではカーペットは人気がなく、フローリングの床が好まれるので、キッチン、バスルーム、床のリノベーション済かどうかが価格に反映されます。建築当時のままの内装でも壁のペンキは最近塗ていて綺麗な物件と、この数年内に内装の全体的なリノベーションが施された物件では、価格にかなりの差が出てきます。またあまり個性的な内装も売却は難しいようです。リノベーションをご相談されるのでよくあるのが、バスタブを置きたいというご相談をうけることがあります。日本人はお風呂につかってゆっくりするのが、一日の楽しみです。私もお風呂は大好きですが、アメリカ人はシャワーの生活なので、バスタブにこだわりません。将来売却することも視野に入れて、できるだけシンプルな内装にし、あとは家具やアクセサリーでご自分の心地良い空間を作ることを考えてみてはいかがでしょうか。