ハワイでリノベーション編VOL.18

今、世界の経済を騒がせているトランプ関税について。

トランプ関税は直接生活に関係ないと思っていませんか?日本ではどの程度、影響しているのか現時点ではわからないのですが、ここアメリカ、ハワイでは大いに影響しています。

特に住宅関連は、資材や原料となるものをほとんど中国から輸入しているため、かなりの影響を受けています。値上がり幅は大きく、2倍から4倍程度上がっています。

日本のお客様の中には、リノベーションに使用する建材やキャビネットなど全てアメリカ国内で生産しているものとお考えになられている方もいらっしゃるのですが、加工はアメリカ国内で行ったとしても、元になる原料や資材は中国、その他の国から輸入している場合がほとんどです。

日本でも今はほとんどの家電製品や服飾その他生活に関わる日用品などは、中国や他のアジアからの国からの輸入で賄っていると思います。アメリカでの住宅についても同様です。

すでにお見積りで業者から出ている金額もこういった不測の経済状況により、金額の見直しを余儀なくされる場合があります。

ここ一か月程度は、一時より円高傾向には傾いていますが、それでも数年前に比べれば円安であることには変わりありません。日本のお客様は費用面を日本円でお考えになるので、為替の変動は敏感であっても、トランプ関税のような世界を揺るがす経済状況についてはあまり考慮に入れられない方が多いようです。日本ではまだ直接生活に影響がないので、他の国の出来事として捉えられている?かもしれないですね。

リノベーションをお考えの際には、こういった経済状況も踏まえて余裕のあるご予算を立てられることをお勧めします。

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